出産レポートするよ!〜産後入院生活0日目〜
<入院0日目>
12月3日
(分娩中は時間を見る余裕があまりなかったので、おおよその時間で書いています。)
深夜0時「陣痛きたかも?」
12月2日の9時ごろに「おしるし」の出血が1度だけあったので、そろそろかな〜と思ってそわそわしていました。
今日は陣痛来ないのかな〜、寝ようかな〜と、ベットに入ったら…
私「(ん…?なんか腰とお尻の穴らへんが痛い?)」
と、思い痛みの感覚の時間を計っていたら10分おきくらいだったのが、次第に5分おきに…
もっとじわじわ来るものかと思っていたら、急に…しかも間隔が早い…
「(いつ病院に行けばいいんだろう?そもそもこれが陣痛?)」
と思いながら、痛みで寝れずに夜を過ごしました。
私の陣痛を言葉で表すと
「生理痛の時の腰の痛み」と「便秘の時のお尻の痛み」
の2つでした。
朝6時ごろ「そろそろ耐えられなくなってきた…」
両親も寝ているし、起こそうか、どうしようか迷いながら陣痛に耐える…。
(まだ我慢できてるしな〜…)
(病院行って、まだ開いてなくて家に帰されるのも嫌だしな〜…)
朝7時(病院に電話)
さすがに痛みがきつくなって来たので、両親を起こして病院に電話することに。
私「陣痛が来たみたいなので、病院に行こうと思うのですが…。」
助産師「今どんな感じ?陣痛は何分おきにきてる?いつから陣痛は始まった?」
私「1時くらいから5分おきに来てます。そろそろ痛くて耐えれなくなって来たので電話しました。」
助産師「今も痛い?」
私「今はおさまってます。」
助産師「ん〜…もし開いてなければ一旦帰ることになるけど、一回来てみる?」
私「はい〜。行って見ます。」
入院用の用意一式の入ったバッグを持って病院へ。
(パジャマで行くと、帰りの服装に困る、と本で読んだので着替えて行きました。笑)
朝7時30分(病院に到着)
早朝で、入り口が開いていないのでインターホンを押して、中へ入れてもらいました。
分娩室に入り、助産師さんに触診で子宮の開き具合をチェックしてもらう。
助産師「4センチくらい開いてるね〜。入院だね〜。」
助産師「産まれるのはだいたい今日の夜くらいかな〜。遅ければ、日をまたぐかもね〜。」
私「はい〜。(意外と開いてる!我慢して来てよかった〜。)」
助産師「お母さんに手伝ってもらいながら、分娩服に着替えといてね〜。」
初産の人は、子宮口が開くのに時間がかかるので、病院来た時はだいたい2、3センチしか開いてないことが多い、と聞いていたので一安心。
痛いのを我慢しながら、着替える。
(病院が用意してくれている分娩着です。持って帰らされたけど、いる??)
が、お母さんが無理やり脱がして来たりしたので、もうちょっとゆっくりやってもらいたかった。笑
(保育士や親の介護の経験から、私のお母さんはなんでも力強いし、結構無理やりするけど、陣痛であんまり喋れなかったので、何も言わず。ありがたいところもあるけど。)
(入院が決まったので、お母さんに旦那さんと姉妹、お父さんに連絡してもらう。)
陣痛の痛さに耐えるので必死な私。
お母さんに、石川にいる彼に電話してもらいました。
しばらくして、夜勤と日勤の助産師さんが交代になり、今回分娩の担当をしてくれる助産さんが挨拶に。
・入院の説明
・病院で準備しているもの
・面会時間
・どの部屋にするか
など
説明してくれました。
が、陣痛が痛いので話半分。笑
これはしょうがない。
それからは、子宮口が10センチ開くまでひたすら陣痛に耐えるのみ!
完全に陣痛を甘く見てた〜…
付き添ってくれたお母さんが
・飲み物をくれたり
・腰をひたすらさすってくれたり
・助産師さんに渡されたテニスボールで肛門のところ押さえたり
してくれていました。
お母さんに感謝!!
(1人で産むことになっていたら、どうなっていたんだろう…。)
と、思いました。
テニスボールで肛門のところを押さえることで、陣痛の痛みが和らぐらしいのですが、私はいまいちでした。
普段触られることのない部分なので、押さえられると力が緩むのはいいかもしれないけど…。
次回からは、やらなくてもいいかな、というのが正直なところです。
9時ごろ
上むきで産むイメージがありますが、私は座って陣痛に耐えていると、肛門が痛すぎて無理だったので、ずっと四つん這いでした。
(先生が挨拶に来る。)
先生「初産だし、産まれるのは今日の夜くらいかな〜。話聞く余裕ないよね〜頑張って〜。」
私「はい〜…。(必死に返事だけする。笑)」
助産師さんやお母さんに食事取れるか、聞かれたけど無理!!
陣痛の痛みに耐えるのに必死で、喋るのも、飲むのも、食べるのも、なかなかできませんでした。
あんまり痛くない人もいるみたいだけど、私はそんなことなく、普通に痛かった…。
10時ごろ
助産師「6センチくらいひらいてるね〜。順調に開いてるよ〜。」
私「はい〜。」
(あとちょっと〜!でも、4センチ開くのにどれくらいかかるんだろう…。)
(あんまり長いと、赤ちゃんが出て来るときには体力なくなってそう…。)
などと、考えていました。
12時ごろ
助産師「いい感じに開いてるよ〜そのままの呼吸で。体勢変えてみようか。」
(赤ちゃんの心拍を計る機械を取り付ける。)
この頃には、なんとなく子宮口のあたりまで頭が来ている感じが…。
必死に便秘の痛みに耐える
↓
お尻を開かせながら力まないようにする
という状況に変化しました。なかなか言葉で表現するのが難しい…。
常に
「力まないで、しっかり呼吸して痛みをやり過ごしてね〜。」
と言われていました。
これがなかなか難しい。
力むと子宮口が逆に閉じちゃって、子宮も縮むし、赤ちゃんに負担がかかっちゃうので痛みを流さないといけない。
赤ちゃんの心音も機械から聞こえているので、力むと音が小さくなって、負担かけてるのわかって怖かったです…。
13時ごろ
助産師「もうそろそろ産まれるよ〜。あとちょっと頑張って〜。」
少し体勢を変えて、ベットの上で頭とお尻が逆になる体勢に。
子宮口が結構開いている感じがしました。
痛みの波が強くなるたびに、うまく子宮口が開くように力んでいたけど、なかなか破水せず…。
入り口ではなく、奥の幕が破けて破水したみたいで、助産師さんが幕を破ってくれてみたいでした。
(見えてないので、断言できません。)
お母さんは、頭が出たり戻ったりしてるのが見えてたようです。
何回か力んで、挑戦するものの…なかなか出て来ず…。
助産師「もう2、3回で産まれるからね〜。」
と言って出て行くと、先生と、助産師さんが何人かバタバタと入って来ました。
(ここの病院はフリースタイル分娩だったので、絵とは違って私は四つん這いで出産。陣痛の時から四つん這いだったので、腕と足が限界きそうでしたが休み休みなんとかなりました。笑)
助産師「入り口のところ、少し切るけど大丈夫かな?」
私「はい〜。」
助産師「もう少しだよ〜頑張って〜。」
「うにゃ〜〜」
13時21分出産!
あれだけ痛かったけど、産まれる瞬間は一瞬!!
つるん、と生まれて来ました〜。
ちょっと休憩していると、羊水がドバッと出て来ます。
(やっと終わった〜〜〜)
と、思っていたら
「体勢変えるよ〜。」
仰向けに寝る体制に…。
ずっと四つん這いだったのと、子宮口が開いているので痛いのとで、なかなか大変。
赤ちゃんを綺麗に拭いて、胸の上に乗せてくれました。
すごく泣いているイメージだったけど、うにゃうにゃしながら静かに胸の上に乗っていました。
最初の感想は、
(ちっちゃ〜い、可愛い〜、オモシロ〜い)
その間に、
先生が麻酔して、切開した会陰を縫ってくれて先生の仕事は終了。
あとは助産師さんが、産褥用ナプキン、産褥ショーツをしてくれたあと、骨盤をさらしでぎゅっと締めてくれました。
思ってたより強くてびっくり。笑
前よりも内側に骨盤が入った気がします。
(取っていたらちょっとずつ開いて来た気がしたので、今でも時々締めています。)
生まれたばかりの赤ちゃんは、
・体温が下がりやすいのと
・お母さんの心臓の音を聞いていると安心する
ので、赤ちゃんの心拍と呼吸を計るのに2、3時間胸の上に乗せたまま過ごしました。
そのあとは、赤ちゃんを一旦ナースステーションに預けて、部屋へ。
長くなったので、このあとは別の記事に書きます〜^^